社労士 渡邊のコラム

東京横浜 社会保険労務士 就業規則作成相談/同一労働同一賃金②

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◆働き方改革法改正/同一労働同一賃金②

法改正ポイント(短時間・有期雇用労働者) 

1.正社員等と短時間・有期雇用労働者との間の不合理な待遇差の禁止 

2.短時間・有期雇用労働者に対する待遇に関する説明義務の強化 

3.裁判外紛争解決手続(行政ADR)の整備等 

「短時間・有期雇用労働者」と「正社員等」を比較し 不合理な待遇差がないか点検してみましょう!! 

Step

職務の内容(業務の内容・責任の程度)
2 職務の内容と配置の変更の範囲を比較

して、 どのような待遇を適用すべきか確認しましょう 

Q.どの労働者同士を比較する? 

事業所内(店舗、営業所など)ではなく、同一企業内(法人など)

の労働者間を比較しましょう

最初は「短時間・有期雇用労働者」と職務の内容が最も近い正社員等を選び比較しましょう。なお、「正社員等」が総合職、一般職、エリア限定社員など複数タイプ存在する場合は、全てのタイプの正社員等と比較する必要があります。

Q. 1職務の内容2職務の内容と配置の変更の範囲の確認方法は? 

以下のように、それぞれの職務の内容や配置転換のルール等を書き出して整理したうえで、違いがあるか確認してみましょう。

(例)スーパーマーケットの場合 

確認する内容         (1)レジ部門 パート社員    (2)レジ部門 正社員 

①職務の内容      (1)レジ業務 ←比較→ (2)品だし含む在庫管理 レジ業務、苦情処理

(業務内容・責任の程度) 

②職務の内容と配置の変更の範囲    (1)専属(異動なし) ←比較→ (2)部門間で定期異動 あり 

①と②を比較した結果・・・   この例では1も2も違うから 「均衡待遇」!

両方またはいずれかが異なれば

『均衡待遇』=その違いに応じた待遇 

両方とも同じなら

『均等待遇』= 同じ待遇

を適用をする必要があります

Pointパート・アルバイトにも労働条件を提示していますか? 

パート・アルバイトの契約期間や職務内容などについて、口頭説明のみだと労働条件があやふや な状態となり労使間のトラブルを招く恐れがあります。 

Point 配置転換の対象者やルールをきちんと定めていますか? 

どの労働者が配置転換の対象になるのか、あらかじめ就業規則等に記載しておきましょう。また、就 業規則は会社のルールブックです。すべての労働者に周知しておくことを忘れないようにしましょう。 

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