社労士 渡邊のコラム

東京横浜 社会保険労務士 就業規則作成相談/年5日の有給休暇16

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◆年5日の確実な取得方法②(計画的付与)/年5日の有給休暇確実取い

方法③ 年次有給休暇の計画的付与制度(計画年休)を活用する。 

ここからは、年次有給休暇の計画的付与制度(計画年休)について紹介します。計画年休 は、前もって計画的に休暇取得日を割り振るため、労働者はためらいを感じることなく年 次有給休暇を取得することができます。計画的付与制度で取得した年次有給休暇も5日取得義務化の5日としてカウントされます。 

1.導入のメリット 

使用者 労務管理がしやすく計画的な業務運営ができます。

労働者 ためらいを感じずに、年次有給休暇を取得できます。

2.日数 (付与日数から5日を除いた残りの日数を計画的付与の対象にできます) 

例)年次有給休暇の付与 日数が11日の労働 

6日5日 
労使協定で計画的に付与できる労働者が自由に取得できる

3.方式(企業や事業場の実態に応じた方法で活用しましょう) 

(1)企業や事業場全体の休業による一斉付与方式 

全労働者に対して同一の日に年次有給休暇を付与する方式(例えば製造業など、操業をストップさせて全労働者を休ませることができる事業場などで活用されています。) 

(2)班・グループ別の交替制付与方式 

班・グループ別に交替で年次有給休暇を付与する方式(例えば、流通・サービス業など、定休日を増やすことが難しい企業・事業場などで活用されています。) 

(3)年次有給休暇付与計画表による個人別付与方式 
年次有給休暇の計画的付与制度は、個人別にも導入することができます。夏季、年末年始、ゴールデンウィークのほか、誕生日や結婚記念日など労働者の個人的な記念日を優先的に充てるケー スがあります。 
 
例1 夏季、年末年始に年次有給休暇を計画的に付与し、大型連休とします。 
  夏季や年末年始に計画的付与の年次有給休暇を組み合わせることで、大型連休とするこ  とができます。この方法は、企業や事業場全体の休業による一斉付与方式、班・グループ  別の交替制付与方式で多く活用されています。 
 
例2 ブリッジホリデーとして連休を設けます。 

暦の関係で休日が飛び石となっている場合に、休日の橋渡し(ブリッジ)として計画的年休を活用し、連休とすることができます。例えば、土曜日・日曜日・祝日を休日と する事業場で祝日が火曜日にある場合、月曜日に年次有給休暇を計画的に付与すると、 その前の土曜日、日曜日と合わせて4連休とすることができます。また、以下の例のように、ゴールデンウィークについても、祝日と土曜日、日曜日の合間に年次有給休暇を計画的に付与することで、10日前後の連続休暇を実現できます。 

このように、年次有給休暇を計画的に取得することを推進することで、労働者が大型の連続休暇を取得しやすくなります。 
 
例3 閑散期に年次有給休暇の計画的付与日を設け、年次有給休暇の取得を促進します 

業務の比較的閑散な時季に計画的に付与する例です。年間を通じて業務の繁閑があらかじめ見込める場合には、閑散な時季に計画的付与を実施することによって、業務に支障をきたさないで年次有給休暇の取得率を向上させることができます。 

例4 アニバーサリー休暇制度を設けます。 
年次有給休暇の取得に対する職場の理解を得やすくするため、労働者本人の誕生日や結 婚記念日、子供の誕生日などを「アニバーサリー休暇」とし、年次有給休暇の取得を促進することができます。こうした誕生日や記念日はあらかじめ日にちが確定しているので、 年次有給休暇の計画的付与を実施しやすくなっています。 
 この方法は、年次有給休暇付与計画表による個人別付与方式で活用されています。 

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