社労士 渡邊のコラム

訪問介護員の働きがい向上①/医療・福祉業界の人事労務サポート

東京・横浜・川崎エリアの人事労務サポート 専門社会保険労務士 人事労務相談

◆就業規訪問介護員の働きがい向上のポイントⅠ(人材の確保・定着)

①募集・採用時に仕事内容や労働条件等の情報提供

・訪問介護員の確保・定着に当たって、事業所の経営理念・能力開発方針・将来のキャリア展開の可能性・職場の雰囲気等の情報を提供

・求職者が求める情報を可能な限り提供することで、入社後の期待と現実のギャップによるミスマッチ離職を防止

②仕事についての指示・アドバイスを適宜行い、コミュニケーションの機会を増やす

・訪問介護員の定着を促進するためには、サービス提供責任者が「訪問介護計画書と手順書を確実に整備する」ことはもちろんのこと、「文書を用いて事前にサービス提供に向けた具体的な改善策を提示する」など、訪問介護員が不安を抱かずに仕事を進めることができるよう、指示・アドバイスを適宜行うことが重要

・同行指導を確実に行うに当たっては、その時間を確保できるようにシフトを組む配慮

③キャリアパスモデルを提示

・訪問介護員が介護の現場で働き続けるためには、自らの将来展望を描き、仕事に誇りを感じられるような仕組みが必要

・「訪問介護員としての経験を積み重ねると、どのような仕事を行えるのか」、また、「その仕事を行うためには、どのような知識・能力・技術が必要なのか」といった将来に向けた情報・目標をあらかじめキャリアパスモデルとして伝えることで、訪問介護員の仕事に対するやりがい・能力開発に向けた意欲がより向上し、現在の仕事に誇りを感じながら、かつ、長期的な視点を持ちながらイキイキと働くことが可能

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